「正しい厳しさ」について
唐突ですが、皆さんは挨拶を大切にしていますか?
相手が気持ちよく感じる挨拶を心がけているでしょうか。
気持ちの良い挨拶を受けると、なんだか嬉しい気持ちになるものです。
当社の研修では、仕事の世界の原理原則の徹底と、自分らしさを発揮して成果を高めることを目的としています。
従業員としても、プロとしても、管理者であっても、私たちは誰しも一人きりで仕事をしているわけではありません。
人と人との関係の中で働いており、その潤滑油となる礼儀、特に「挨拶」は、「自分を表すもの」、また「相手との関係を表すもの」として重要です。
だからこそ、挨拶の型をしっかり身につけることを大切にし、挨拶トレーニングを行なっています。
皆さんが真剣に取り組んでくださることで、素敵でカッコ良く、頼もしさを感じさせる挨拶ができるようになっていきます。
そのトレーニングの中で、お互いに挨拶をチェックし合うセッションがあります。
しかし、お互いのチェックが甘く、しっかり指摘して修正ができず、セッションが進まないペアが見受けられることがあります。
やる気がないわけではなく、最も大きな要因は「遠慮」ではないでしょうか。この傾向は個人の性格によるものですが、部下育成の場面でもよく見られます。
本来であれば、短期間で一定レベルまで成長するために、適切な指導が必要です。
しかし、遠慮から十分な指摘ができないと、成長のスピードが遅くなり、貴重な人的リソースを無駄にしてしまうことにもなりかねません。

こんな小話を挟みます。
そこで私は、「人に優しくするというのを履き違えると、どうなるでしょうか?」と質問します。すると、「甘やかしてしまうことになる」と答えが返ってきます。
さらに「本当は伝えた方がいいことを伝えなかったら、相手はどうなりますか?」と質問を重ねると、「相手はできるようにならない」「成長しない」「これくらいで良いんだと誤解する」といった意見が出ます。
つまり優しさを履き違えて、甘くしてしまうと結果的に「相手が人からどう評価されようと私には関係がない」というマインドセットを持っていることと同じではないでしょうか。
「優」とは「人を憂う」と書きます。「憂う」とは、気にかけて、将来や行く先を心配する様子を指します。
ですから本当に「優しくする」というのは、「まずいことはまずいですよ」と伝えてあげることではないでしょうか。
ただし、伝え方には注意が必要です。言葉は相手に受け取ってもらうために伝えるものですから、ちゃんと受け止めてもらえるように工夫することが大切です。
私自身、「人は可能性の生き物」だと信じています。
そして、人は常に成長を求めているものだとも信じています。
多くの人が「至らない点があれば、ぜひ教えてほしい」と思っているはずです。
皆さんはいかがですか?
ただし、否定や非難、中傷誹謗ではなく、上質なアドバイスとして伝えて欲しいと思っているのではないでしょうか。
最近は「厳しさ」に対してネガティブなイメージが先行しがちですが、「正しい厳しさ」は本人にも、組織にも不可欠なものです。
「優しさ=愛情」のない「厳しさ」は当然NGですが、相手に愛情を感じさせる「正しい厳しさ」は、部下や組織を育て、リーダーの育成スキルを高め、より高い成果につながるはずです。
あなたは、表面上は優しそうなフリをしているが内心冷たいリーダーと思われるのと、いつも嫌なことや厳しいことを言ってくるけど、本気で自分のことを思ってくれている愛情深いリーダーと、どちらのリーダーだと思われたいですか?
皆さんが本当の意味で「正しい厳しさ」を発揮し、愛情深いリーダーとなることを願っています。
私も「愛と感謝とリスペクト」をもって厳しい研修を行なっていきたいと思います。
以上、ありがとうございました。
あなたのお役に立てば幸いです。
ここまでお読みいただき、感謝してます!
☀☀☀☆~~∞∞∞人の可能性は無限大∞∞∞~~☆☀☀☀
教育コンサルティング研究所 講師 須永 昌明
☀☀☀☆~「愛」と「感謝」と「リスペクト」~☆☀☀☀
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