信頼の要は「知行合一」
いつもありがとうございます。
さて今日は管理者研修でご紹介している四字熟語の4つ目「知行合一」についてお伝えします。
古典の中にあるこの「知行合一」は信頼の要です。
研修は「当たり前のことを、馬鹿になって、ちゃんとやる」ということをコンセプトにしていますが、管理者にとってなぜ重要なのか?
組織で信頼を得る管理者には、共通して一つの軸があります。それが「知行合一」、つまり“知っていること”と“実際に行うこと”を一致させるという姿勢です。
どれほど立派な理想を語っても、行動が伴わなければ部下はついてきません。
逆に、完璧でなくても一貫した行動を積み重ねる管理者は、自然と信頼を集めます。
管理者の役割は、チームの価値観を示し、行動基準を体現する存在です。
例えば「オープンなコミュニケーションを大切にしよう」と言いながら、都合の悪い情報を隠す管理者がいたらどうでしょう。
「礼儀が大事」と言いながら、挨拶もしっかりできない管理者だったらどうでしょう。
会社で定めた行動指針があるのに、自己都合で理由を付けて実践しない管理者が上司だったらどうでしょうか。
一瞬で信頼を失い、組織には疑念が広がります。「知行合一」を疎かにした瞬間から様々な価値が音を立てて崩れていってしまいます。
一方で、知行合一を貫く、またはそうあろうとしている管理者は、本人が成長すると共に、部下に安心感を与えます。
「この人の言うことは信用できる」「背中を見て学べる」と感じさせる存在は、チームの心理的安全性を高め、主体性を引き出します。
また管理者自身が行動で示すことで、組織文化は自然と整い、メンバーの行動も揃っていきます。
知識だけでは人は動きません。行動だけでも方向性を失います。
「知」と「行」が一致したとき、人はますます成長をします。
管理者であればその言葉はさらに重みを持ち、信頼は揺るぎないものになります。
だからこそ、管理者にとって「知行合一」は信頼の要なのです。
以上、ありがとうございました。
あなたのお役に立てば幸いです。
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教育コンサルティング研究所 講師 須永 昌明
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