「修己治人」が管理者にとって大切な理由

いつもありがとうございます。

昨日は「一身独立」について書きました。

これは管理者研修の中で時折伝えている四字熟語の1つです。

今日は、同様にお伝えしている四字熟語の2つ目をご紹介します。

それは「修己治人」です。

中国古典『大学』に示されるこの「修己治人」は、まず「自らを修め」、その上で「人を治める」という意味です。

この考え方は、現代のマネジメントにおいて求められている非認知能力の中でも、特に注目されている「セルフマネジメント力」のことで、その必要性は一層高まっています。

管理者は、日々多種多様な判断を求められ、部下の成長を支えながら組織の成果を生み出す役割を担っています。

しかし外側の状況を整えるなら、まず自分自身の状態を整えられているかが問われます。

自身の感情の動きを適切に把握し、ストレスをコントロールし、冷静に状況を見極める力は、まさに「修己」の実践です。

また管理者はしばしば「部下をどう動かすか」という点に意識を向けがちになりますが、

部下達は管理者の言葉よりも“姿勢”を敏感に感じ取っているものです。

ですからセルフコントロールができない管理者の下では、部下たちはポジティブに挑戦する気概が失われ、またどれほど正しい方針を掲げても納得や共感を得ることが難しくなります。

セルフマネジメントができる管理者は、言動に一貫性が生まれ、周囲からの信頼を得やすくなります。

信頼は「治人」の基盤であり、指示が伝わりやすく、チームが自立的に動きやすい環境をつくります。

「修己治人」は、管理者に求められる姿勢そのものです。

自らを整え、磨き続けることで、自然と周囲に良い影響が広がり、組織全体の成長につながっていきます。

現代のマネジメントにおいても、この古典の教えは変わらぬ価値を持ち続けていると思います。

以上、ありがとうございました。

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あなたのお役に立てば幸いです。

ここまでお読みいただき、感謝してます!

☀☀☀☆~「愛」と「感謝」と「リスペクト」~☆☀☀☀

 教育コンサルティング研究所 代表講師 須永 昌明

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